2020-03-31 虫歯の治療はどんなことするの? パート2(浅い虫歯:保険金属インレー) 一般歯科 こんにちは! ミヤビです。 前回はコンポジットレジン修復について一般の方向けに解説 しました。 今回は保険の金属インレーについてです。 おそらく、ほとんど方が奥歯に入っているのではないでしょうか。 金属インレーとは上のイラストのように、前回のコンポジットレジンと同じように虫歯を削ったところに金属の詰め物を入れるといった感じです。インレーは部分的な詰め物と思ってください。 利点としてはコンポジットレジンと比較して ① 奥歯などの力がかかるところに適している ② 複雑な虫歯形態でも歯の形に似せて詰め物が作りやすい ところです。 欠点は、コンポジットレジンと比較して ❶ 見た目が良くない(審美性が悪い) ❷ 治療回数・日数が多い(虫歯とってから型取りしてから別日に装着するから) です。 あとは、みなさん一般の保険治療をする方々には関係ない話ですが、 現在、金属の値段が高くなるため、金属インレーを入れるとその歯科医院 は赤字になってしまうという悪循環であるので少しずつ金属インレーを奨 める歯科医院は少なくなってきています。 また昔の金属には今は完全に使用されていないアマルガムという水銀が含 まれる金属インレーがあるため、それを懸念して除去を奨める歯科医院も あります。(わたしもまだアマルガム入っていますが・・笑) では、代わりの方法があるかというとあるのですね。 それがまたコンポジットレジンです。 また、次の話は次回に。 ミヤビでした。